IELTSライティングではアカデミック・モジュール、
ジェネラル・トレーニング・モジュールともに
ふたつの課題が与えられます。

アカデミック、ジェネラルとも指定される語数は同じで
task1では最低150語、task2では最低250語です。

アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールとでは
task1の課題は異なりますが、task2では英文エッセイを書きます。

ルールに基づいてポイントをおさえて書く

アカデミック・モジュールのtask1は与えられたグラフや表を読み取って
説明するレポート形式で、ジェネラル・トレーニング・モジュールでは
手紙を書くことが要求されます。

英語のレポートやエッセイ、英文の手紙には
それぞれ書き方のルールがあります。

一番のポイントは基本的な英文エッセイ、英文の手紙の書き方の
ルールを理解することといえるでしょう。

特に英文エッセイの場合には構成が重要です。

英文エッセイの構成

英語のエッセイはIntroduction、Body、Conclusionという構成になります。

task2では250語以上書かなければなりません。
全部で13文書くことを目安にしましょう。

Introduction が2文、Body を2段落構成にしてそれぞれ5文ずつ、
Conclusion を1文でおさめると全部で13文になります。

日本語のエッセイは随筆で自由に書きますが、
英語のエッセイは小論文なので構成が重要になってくるのです。

スコアアップを目指すには

スコアップを目指すには上記のような基本的なルールを理解するだけでなく、
IELTSライティング特有のポイントをしっかりおさえておくことです。
次のふたつのポイントをおさえましょう。

  • ライティングの採点基準をおさえる
  • 減点項目をおさえる

ライティングの採点基準について

  1. 課題の達成度
    アカデミック・task1
    グラフや図表を自分の意見や分析など入れずに客観的に説明しているか
    ジェネラル・task1
    要求条件を満たした手紙が書けているか
    task2
    与えられたトピックに適切にこたえているか
  2. 一貫性とつながり
    論理的な文章構成になっているか
    読み手に分かりやすいように接続語句などをうまく使っているか
  3. 語彙力
    正しく単語が書けているか
    適切な単語を幅広く使っているか
  4. 文法の知識と精度
    文法は正確か
    幅広い表現を用いているか

以上の採点基準に基づいて採点されます。

単純なスペルミスや文法的間違いでポイントを落とさないように
練習問題のときも注意深く書くようにします。

減点項目について

task1は150語以上、task2は250語以上書くように要求されますが、
語数が不足していると減点対象になります。

減点項目の中に “Memorized” という項目があります。
どのエッセイにも使えるようなテンプレートを暗記して
そのまま書いてしまうと大幅な減点になるので気をつけましょう。

全体の語数からその部分の語数がひかれてしまうので
要求されている語数に満たなくなってしまいます。
もちろんテンプレートがすべてNGというわけではありません。
問題文のパターンによって上手に使い分けることです。

文章が不完全だったり、箇条書きの解答も減点対象になります。

IELTSライティングでスコアアップを目指すには
減点対象となるポイントに注意することはもちろんですが、
加点されるポイントも押さえておくことです。

加点されるポイント

加点されるポイントのひとつが言い換えです。
英語は同じ単語や表現を繰り返し使うことを好みません。

必ず言い換える

同じことをいう場合であっても同じ単語や表現を用いず
異なる単語や表現を使って言い換えられるようにしておきましょう。
言い換え表現を少しでも多く身につけておくことが重要です。

同じ表現を避けるには同じ意味を表す類語を使うことです。
単語を調べるときには類語表現を多く集めておきましょう。

類語表現の例

  • 明らかな:apparent、clear、conspicuous、ocvious
  • 説明する:describe、discuss、explain、mention
  • 述べる: affirm、assert、state
  • 意味する:indicate、imply、show、suggest
  • 十分な: enough、plenty

動詞と名詞を使い分けて言い換えることもできます。

  • The exports increased.
  • There was an increase in exports.

フォーマルな単語や表現を使う

IELTSライティングではアカデミックな表現を使うので、
使う単語は日常会話で使うようなカジュアルな単語ではなく
フォーマルな単語を使うようにします。

アカデミックな文章では短縮形もNGです。

日本語でも話し言葉と学術論文のようなものを書く場合とでは
使う言葉や言い回しも異なってきますね。
手紙を書く場合も手紙特有の表現や書き方がありますね。
英語の場合も同じです。

基本的なルールとスコアップのポイントが理解できたら
とにかく書いてみることです。最初のうちは
過去問の模範解答を参考にして使える表現や単語を
意識して使って書いていきます。

英文エッセイのチェックは誰にしてもらう?

単に自分が書いた英語が正しい英語かどうか、
英語の自然な書き方に則っているかを確認するだけであれば、
アカデミックな経歴を持つイギリス人に見てもらえばよいでしょう。

IELTSライティングテストで高スコアを目指しているのであれば、
いくらアカデミックな経歴の持ち主であっても
いわゆる一般のイギリス人に添削をしてもらうだけでは
残念ながら高スコアは期待できません。

IELTSライティングは上記に書いたように
世界中で用いられている採点基準があるテストです。
その基準に基づいた解答文でなければ、いくら英語的に正しくても
高スコアを期待するのは難しいでしょう。

つまりIELTSライティングテストに関していえば、
IELTSライティングテスト採点基準を知っている人に
添削してもらわなければ、あまり意味がないかもしれないということです。

IELTSが要求していることに確実に応えていなければ
高スコアは取れないからです。

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