IELTSスコアはオーストラリア卒業ビザ取得時にも必要
IELTSスコアは留学のときや永住権申請のときだけではなく就労ビザをとるときにも
必要になってくることはご存知でしょう。
留学後にもIELTSスコアが必要になってくる場合があります。
例えばオーストラリアの卒業ビザ。
オーストラリアの卒業ビザとは
通称卒業ビザ (Subclass 485) は大学や専門学校卒業後に取得できるビザですが、
このビザがあれば就学するだけでなく、フルタイムで働くこともできます。
通称卒業ビザ (Subclass 485) と言われているこのビザには2種類あります。
2011年11月5日以降に初めてオーストラリアの学生ビザを取得した人が対象の
Post-Study Work stream の取得条件はBachelor(学士)以上の
Degree(学位)が取得可能なコースを修了していることとなっており、
2~4年間、滞在することができます。
一方、Graduate Work stream は職業リスト(SOL) に
掲載されている職業に関連する2年以上のコースを
修了していなければなりません。
また、認められている滞在期間は18ヶ月となっています。
全セクションで6.0以上必要!
どちらのビザの場合も卒業して半年以内に申請する必要があります。
またビザを申請してからおりるまでの間はオーストラリアから出ることができません。
このビザを取得する場合も英語力の証明としてIELTSスコアが必要で、
ビザ申請より3年以内に実施されたIELTSで全セクション6.0以上のスコアとなっています。
卒業ビザ申請の際に必要なのはIELTSスコアだけではありません。
必要書類を全てコピーして偽造がないことを証明してもらうために
Justice of Peace (JP)のサインも必要になってきます。
学生ビザの場合には週20時間しか働けませんが、卒業ビザはそういう縛りはありません。
卒業後にもしばらくオーストラリアに滞在したいという場合には
是非申請するといいでしょう。
卒業ビザをどのタイミングで申請するか
ただ、このビザは一度しか申請することができないので
いつ申請するか、よく考えておいたほうがいいと言えます。
例えば大学卒業後に申請したとして、その後大学院に進学した場合、
大学院卒業後にもう一度申請するということはできません。
ですから、大学院進学も視野に入れている場合には、
どのタイミングでどのビザを申請するか、
計画を立てておいたほうがいいでしょう。