IELTSスピーキングで予想以上に低いスコアに
なってしまう理由とは?

IELTSは数ある英語試験の中でも、より実践的な英語力が問われるテストです。
しかし、英語の読み書きは得意でも話すのが苦手という人が多い日本人受験者の多くが
スピーキングテストでつまずいてしまい、思うようなスコアが出なかったということがよくあります。

また、受験者の中には自分なりにうまく話せたと思っていても
いざ結果を受け取ってみると、まったくスコアが伸びなかったということがよくあります。

受験者の予想とスコアがかけ離れてしまう主な原因の1つが
スピーキングの採点基準を理解せずにテストを受験してしまっているためで
本人は手応えを感じていたテストでも、採点基準に基づくと予想外に低いスコアとなってしまう
というケースがよくあります。

受験者本人は、良い内容の話がうまくできたと思っても採点基準に沿って採点すると
あまりよい評価がでないということがあるのです。

この前受験された人も、あまり詰まることなく話し続けることができて
自分ではうまく話すことができたと手応えがあったのに
結果は思いのほか伸びずに5.0・・・。

前回の5.5より下がってしまいました。

こういったケースはIELTSのスピーキングテストではよくあります。

IELTSスピーキングテストでは、受験者の話が面白いかどうかや
話の内容が良い、悪いということを採点しているのではなく、
いかに流暢に正しい文法で話すことができるか重要になってきます。

ここでいう流暢さというのは、単につまらずになめらかに話すというだけでなく
話し相手(試験官)とのコミュニケーション能力も問われます。

IELTSスピーキングテストの採点基準とは?

それでは、ここで採点基準を見ていきましょう。

IELTSのスピーキングテストは、4つの採点基準に従って評価されます。

  • 流暢さと一貫性
  • 語彙力
  • 文法と正確さ
  • 発音

これらの採点基準を理解した上で、スピーキングの練習をすることで
より効果的にIELTSスピーキング用の対策を取ることができるでしょう。

セクション1に関していえば質問されたことに対して
ストレートに質問されたことだけについて答えるとすぐに終わってしまうので、
質問から少し話をふくらませる感じで追加して話すようにしましょう。

セクション1の質問例

  • What is your full name?
  • Can I see your ID?
  • Where are you from?
  • Do you work or study?
  • Where do you live now?
  • Is it an apartment or a house?
  • What is your most favourite place at home?
  • What are your favourite colours? Why?
  • What colour is your bedroom?
  • Do people in your country like to use bright colours?
  • What is your favourite colour for a car?

セクション1の質問は、簡単な質問が多く答えられないということはあまりないと思うのですが
例えば、上記の質問例の下から2番めの

Do people in your country like to use bright colours?

と質問されて、とっさに答えが思い浮かばなかったとします。

えっ、日本人が明るい色を使いたがるかって聞かれても・・・。

このように返答に困ってしまったとしてもそこでだまってしまうのではなく
例えば、

Well, let me think… ahhh…

といった感じで、とりあえず少し時間をかせぐ感じで話しはじめてその間に
とりあえず答えを考えるようにすることで、より自然に英語を話している感じになり
黙ってしまうよりも良い印象を試験官に与えることができるでしょう。

そして、I guess や I suppose を使って思いついた答えを話していきましょう。

先ほどの例を上げると

Well, let me think… ahhh…

I guess younger people prefer to use bright colours, but color preferences tend to change as people get older. For example I used to wear red clothing, but now I like wearing something light or soft colours.

といった感じで質問に対する答えを一言で返して終わるのではなく
少し話をふくらませるとよいでしょう。

IELTSのスピーキングテストはもちろんテストなのですが、
どれくらいの英語を話す力があるかを見るテストなので、質問の答えが正しいかどうかよりも
英語を使っていかに自然なコミュニケーションができるかが見られます。

日常会話では、難しいアカデミックな単語はあまり使われませんが
逆に、

  • Well,
  • Let me think
  • I guess
  • I suppose
  • quite ~

などは日常会話でも頻繁に使われるので、意識して使うようにすると
より自然な英語になってきます。

セクション2ではスピーチを始める前に1分間時間が与えられ
話すことのメモを取ったり構成したりすることができます。
ここでも話す内容そのものではなく、筋道の通った一貫性のある話を
正しい英語で流暢に述べているか、自信を持って話しているかのほうが重要になります。

セクション2の質問例

Describe your favourite TV show or a program. Please say

  • What is it?
  • Why do you like it?
  • How often do you watch it?

セクション3でのディスカッションはセクション2のスピーチに関連した内容です。

セクション3の質問例

  • What is the main difference between TV, radio and the Internet?
  • Is there a need to have government restrictions on the Internet and TV?
  • What is the potential risk of TV and the Internet for children?
  • Can TV and the Internet be used for educational purposes?
  • What is the best way to do it?

より高スコアを目指すポイントとしては、なるべく長い間話し続けることなのですが
とにかく長く話せばよいという訳でもありません。

なるべく長く話し続けるほうがいいのですが、同じことを何度も繰り返し言うのはNGです。

質問に対しての答えプラス、過去の実体験や自分の考えや意見などを交えて
話をふくらませるように意識して、質問に対する答えを
色んな角度から話せるように練習するのがよいですね。

また、無理に長く話そうとして話が脱線してしまうのもNGです。

採点基準の1つで、話している内容の一貫性や統一性が問われるので
質問やセクション2のテーマから外れた話をしてしまうと減点対象になるので、
長く話したことが逆にマイナスとなってしまいます。

その他の高スコアを取るポイントとしては、意見を述べる際に具体的な例をあげるなど
きちんと理由づけをすることを意識して練習に取り組むとよいでしょう。

自分の意見に理由づけをすることで、自分の話している内容に一貫性があることをアピールでき
よい評価に繋がりやすい傾向があります。

短期間でスコアアップを目指す効果的な
IELTSスピーキング対策

スピーキングテストは、3つのセクションに分かれていますが、
どのセクションもある程度似たような問題が出て、それに対して答えていく形式なので、
スピーキングの問題形式と採点基準をしっかりと理解したら
本番形式の問題集を使って練習していきましょう。

もちろん、出題される問題のトピックが自分にとって詳しい分野か、そうでないかによって
答えやすい、答えにくいといったことがあるかと思いますが、
本番形式の問題集を使って、繰り返し練習していくことで
どんな問題が出てもある程度は回答できるようになってくるので
IELTSスピーキングの問題形式に慣れるまで、繰り返し練習していきましょう!

エッセイなどのライティングと同じで、スピーキングも同じ表現や
慣れている言い回しを繰り返し使ってしまいがちです。

スピーキングテストでは、流暢さや語彙力が問われます。
そのため、短期間でスコアアップを目指すには、同じ表現を繰り返すのではなく、
色んな表現を使って話すことが必要になってきます。

スピーキングは、英語の表現集などをまとめた本を読むよりも
実際に誰かが話しているのを真似していく方が、どういう感じで使うのかがイメージしやすく
効率よく、自分の表現の幅を伸ばすことができるでしょう。

そこで、活用したいのが他の受験者の模擬テストを録音した音声です。
高スコアが取れる受験者が使っている表現や言い回しを自分でも使っていくことで
効率的に、使える表現が増えて、短期間でスピーキング力を上げることができるでしょう。

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