IELTSの中でも対策をしやすいスピーキングテスト
IELTSのスピーキングテストは、質問される内容がある程度予想できるので、
過去に出された質問を参考にするなど対策が取りやすいテストです。
実際に、私の周りのIELTSを受験した友人たちに聞いたところ、
何人かは同じような問題だったりもしています。
先日も機会があって、IELTSを受けたばかりの友だちに久しぶりに会ったので、
スピーキングテストでどんな質問をされたかを聞いてみました。
ひとりは大学院でMBAを取得するためにIELTSのアカデミックモジュールを受験、
もうひとりは永住権の申請のためにジェネラルモジュールを受けたそうです。
以下が、彼らが受験した際に出た質問なので、参考にしてみてください。
大学院に入る為にIELTSを受けた友人の場合
アカデミックモジュール
セクション1
- What’s your name?
- What do you do?
- Where do you come from?
- Do you like your country?
- What do you like about your country?
- What street do you live in?
- What is the street called?
- Why is your street called this way?
- Do you like your street?
- What do you like in your street?
- Do you like living in Kharkov city? Why?
- Are you a city dweller? Why?
- What do you like doing with your friends?
- What is your favourite meal?
- Who cooks in your family?
- What is their best meal (house special)?
セクション2
- Tell me about an important event in your life.
- Follow-up question. Do you prefer celebrating family occasions at home or in a cafe? Why?
セクション3
- Is it important to celebrate different events in our lives?
- Are you a goal-settler? Why?
永住権を申請する為ジェネラルを受けた友人の場合
ジェネラルモジュール
セクション1
- What’s your name?
- Are you working or studying?
- How long have you been working for this company?
- What are you main duties?
- What do you like about work you do?
- What do you want to change or improve in it?
- Do you like shopping?
- What do you usually shop for? What food?
- What items do you buy? Why?
- What time do you do the shopping? Why?
セクション2
- Describe a child you know.
- How old is he or she?
- What does he look like?
- How are you related?
セクション3
- What kind of children activities are there available in your city?
- What do you need to do to interest a child in such activities?
- What activities do you think there will be in the future?
- What kind of pressure do children have at school?
- What is your view of the school of the future?
これらの問題を比べると、IELTSスピーキングテストで出る質問の内容も
アカデミックとジェネラルでは微妙に違うのが分かります。
スピーキングテストでは、語彙力も必要ですが
どれだけ詰まらずに自分の意見を話すことができるかが重要になってきます。
最初のうちは少し恥ずかしいかも知れませんが、続けていくうちに慣れてくるので
ネイティブになったつもりで、恥ずかしがらずに話すように意識して取り組むことが
高スコアを獲得する秘訣です。
短期間で試験官受けのよいフレーズを使えるようになるには?
IELTSのスピーキングテストで7.0以上を取った人の話を聞いていると
共通しているのが試験中はとにかくたくさん話した、ということです。
中には、スピーキングテストで次のセクションに移るために自分が話している途中で
試験官に止められたという人もいるくらいです。
試験官に止められるくらい話せれば、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。
また、短期間でスコアアップを目指すためには、同じような言い回しを繰り返し使うのではなく
いろんな言い回しやフレーズを使うなど、使える表現のバリエーションが沢山あることが
重要になってきます。
例えばつなぎの言葉にしても、「well~」と連発するのはあまりスマートではないので、
「or, rather~」「let me put it this way」など、
他の言い方もできるようにしておくといいですね。
ただし、ここで気をつけたいのは変に難しいフレーズを使おうとしないことです。
例えば、the point I’d like to start with is that・・・などをスピーキングテストで使えば
難しい言い方も使いこなせると、よい印象を試験官に与えると思っている人もいますが
IELTS講師によると、日常会話で使わないような言い方を使っても
単に覚えたフレーズをスピーキングテストの時だけ使っているだけと捉えられてしまい
あまりよい印象を受けないそうです。
では、どういったフレーズを覚えていけばよいのでしょうか?
答えは、高スコアを取る人のスピーキングにあります。
高スコアを取る人が使っているフレーズや言い回しを
自分でも真似していくことで、試験官受けのよい表現を自分でも使えるようになってきます。
短期間で効率よくスピーキング対策をするために
IELTSスピード攻略法ではIELTS講師と受験者の模擬試験を録音したサンプルスピーキングテストの音声を5セット
特典としてつけています。
高スコアの模擬テストの音声を参考にして、そこで使われている言葉やフレーズを参考にして
自分でも使っていくことで、短期間でも効率的にスピーキングのレベルを上げることが
できるでしょう。
スピーキングは、独学で練習していても使い慣れた表現を繰り返し使ってしまうなど
その人のクセが出やすいテストです。
特に、実際のテストで緊張している状況では、使い慣れた言葉やフレーズを
繰り返し使ってしまいがちです。
誰にでもよく使う言い方やフレーズはあるものですが、
同じような表現を繰り返し使ってしまうと、なかなか高スコアを取ることは難しいので
6.0以上を目指している方は、使える表現を増やしていくことが
スコアアップのポイントになってきます。