IELTSのスピーキングテストは他の3つのモジュールとは別の日
(だいたいは翌日)に面接官との1対1のインタビュー形式で行われます。

テストは録音される

IELTSのスピーキングテストは3つのセクションパートから構成されていて、
テストの内容は録音されます。

面接官とは別の試験官が録音されたものを聞いて採点します。
当然のことですが、どんなにきちんと話していても
試験官が聞き取れなければ意味がありません。

面接官が話すのと同じぐらいの大きさの声ではっきりと話すことです。

スピーキングテストで問われる能力

IELTSのスピーキングテストでは、質問に答えていく過程で次のような能力が問われます。

  • 日常の話題や出来事について情報を伝え意見を述べるコミュニケーション能力
  • 与えられたトピックに関して適切な言葉遣いと一貫性をもってある程度の長さのスピーチをする能力
  • 説得力のある意見を述べて物事を分析、議論、推測する能力

セクション1は簡単な質疑応答

IELTSのスピーキングテストのセクション1ではまず名前を聞かれて本人確認を行います。
その後、家や家族、住んでいる街、小学校の頃などの身の回りのことなどを
10問ほど質問されます。4~5分間ほどです。

答えやすい割と簡単な質問が多いのですが、ときにはすぐに答えが出てこなくて
考え込んでしまうような質問もあります。

そんなときには黙りこくってしまわずに
“Well, let me think ~” などと言いながら考えることです。
自分でシナリオを作って答えてもいいのです。

IELTSスピーキングテストで問われる能力は上記にあげたものです。
問われるのは話の内容の真偽や受験者の知識ではありません。
スムーズにコミュニケーションがはかれることが重要なのです。
黙っていると英語力がないと判断されてしまいます。

セクション2のスピーチは最初でメモをとること

セクション2ではセクションカードで指定されたテーマについてスピーチをします。
ストーリーを考える問題などもあり想像力が必要になってきます。
1分間ほど考える時間があり、紙にメモをしてもよいことになっています。
その後1~2分で話します。

1分間ほど与えられる考える時間に思いつくキーワードを次々と書いていきます。
話の組立までできるといいのですが、そこまでできなくても
キーワードを書いておくことで途中で話につまっても
メモされたキーワードから話を展開して行ける場合もあります。

カードに示されている内容は必ず含まなければなりません。
例や理由などを述べてスピーチを発展させましょう。

Where?
When?
Why?
What?
Who?
which?
How?

などの項目についてメモしておくといいでしょう。

答えにつまっても沈黙しない

セクション3ではセクション2のトピックのテーマをもとに、
面接官と抽象的なことについての議論を行います。
セクション2の最後にもスピーチに関する簡単な質問がありますが、
セクション3ではさらに突っ込んだ質問になります。
基本的には質問に答える形で4~5分間です。

このときも話の内容の真偽や知識について判断されるわけではないので
答えにくい質問の場合にはイマジネーションを働かせて答えます。
ただ、話の内容が支離滅裂にならないように一貫性を持たせることは重要です。

IELTSのスピーキングテストは全体で11~14分間ほどです。

コンピュータベースでマイクに向かって吹き込むTOEFLテストとは違い、
IELTSのスピーキングテストは面接官との1対1の対話方式です。

面接官によっては親切に相槌を打ってくれる人もいるので、
IELTSのスピーキングテストのような対話方式のテストだと
会話のリズムが整えやすいなどの利点もあります。

問われているのはコミュニケーション能力

もし質問が聞き取れない場合は
“I didn’t quite catch that. Could you repeat it please?”
“Excuse me, could you speak more slowly?”
などといったリクエストもできます。

またセクション3で質問されている意味がわからないときには
“Sorry I didn’t quite follow it. Could you phrase that question in a diferent way please?”
と言い換えてもらうようにお願いしたり、
どうしてもわからないときには
“I’m sorry, would you mind moving on to the next question please?”と
次の質問に移ってもらうようにお願いすることもできます。

IELTSスピーキングテストで問われているのは話す内容ではなく、
英語力であるということを肝に銘じておき、
わからないからと黙ってしまわないようにすることがとても大事です。

スコアアップのためには「沈黙は金なり」という格言は通じません。

過去問をやることの重要性

それでも日頃考えてもいないような質問をされると答える内容自体思いつかなくて
それ以上話すことができなくなってしまうことがあるかもしれません。

そうならないためにも過去問にあたって実際に自分で答えを作ってみることです。
例えば最近セクション2に出た問題には次のようなものがあります。

  • 好きな有名人について
    その人は誰で何をしている人か、いつ有名になったのか
  • 家にある写真について
    誰が写っていていつどこで撮ったのか、あなたにとってなぜ大切なのか、
  • ハッピーにしてくれたサプライズについて
    どんなサプライズでいつどこであったのか、何がハッピーにしてくれたのか、
  • 優れたリーダーだった学校時代の友だちについて
    どんな人なのか、なぜ優れたリーダーだと思うのか、他の人はどう思っているのか、
  • 今でも覚えている子ども時代の歌について
    何についての歌であなたにとってどんな意味がありそれを聴くとどんな感じがするか、

過去問の模範解答の音声があればそれを使って
オーバーラッピングやシャドーイングをしてみることです。
模範解答を繰り返し口にすることでスピーチの構成のしかたや
質問に対する答え方のポイントをつかむことができるでしょう。

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