実践的な英語力を問われるieltsのスピーキングテスト

ieltsは、他の英語テストよりもより実践的な英語力を問われるのですが
その理由の1つに、実際に試験官と1対1で話すスピーキングテストを採用していることが挙げられます。

ieltsのスピーキングテストで出される課題や質問は、一般的な内容のものが多く、
ある分野に優れた人だけが高得点を取れるというのではなく、
誰でも一般常識の範囲内で答えられるような問題になっています。

しかし、ieltsのスピーングテストは、誰でもすぐに高スコアが取れるほど
簡単ではありません。

しっかりとスピーキングテスト用の対策をしてから受験しないと高スコアを取るのは難しく、
実際2度目に受けたieltsでスピーキングのスコアが
下がっていたという話をよく聞きます。

オーストラリアやニュージーランドなどに滞在していて、
普段から英語を話す機会があるにもかかわらず
前回ieltsを受験した時よりもスピーキングのスコアが下がったという人も沢山います。

短期間でieltsスピーキングのスコアを伸ばすポイントとは?

ieltsは独特の問題形式を採用しているので、少し英語が話せる人でも
ieltsのスピーキングテストのための対策をしていないと、
思うようなスコアを上げることができないということは多々あります。

逆に、IELTSのスピーキングテスト用の練習&対策をしていくことで
スコアが上がるまでの期間を短くすることも可能です。

では、短期間にieltsスピーキングテストの高スコアを取るには
どのような対策をとればよいのでしょうか?

スピーキングテストだから、英語を話す頻度を増やせばよいのではと思うかも知れませんが、
単純に英語を話す機会を増やせば、ieltsでよいスコアが取れるというわけではありません。

短期間でスコアアップを実現するためにまず必要なのは
ieltsスピーキングテストの問題形式を理解することです。

どんな流れでテストが進むのか、どういったテスト構成なのか、
さらには、どんな内容の質問がよく出るのか。

IELTSのスピーキングテストは、ある程度決まったパターンで出題されるので
まずは、これらのポイントをしっかりと把握することが重要です。

最近は格安でできるオンライン英会話などもあり、ieltsを受ける前にオンライン英会話で
スピーキングの練習をしてるという方もおられます。

しかし、多くの人が単純に英会話の練習をしているだけで、
ieltsのスピーキング対策をしていないために、実際にテストを受けたら
思うようなスコアが出ないとうケースが多いのです。

短期間でスコアアップを目指すのであれば
オンライン英会話でスピーキングの練習をする際もただ英語で会話をするのではなく
ieltsスピーキングの問題形式に沿った流れで進めるのがよいでしょう。

ieltsスピーキングはどんなテスト?

ieltsのスピーキングテストは3つのセクションに分かれていて
マン・ツー・マンのインタビュー形式で行われます。

最初のセクションでは、初めに簡単な自己紹介をするようにいわれます。
自己紹介の次に受験者本人や家族について聞かれます。

2番目のセクションではカードを渡され、それに書いてある課題について話します。
大抵の場合、カードには3つのリストが書かれており、
これらのリストに書かれていることを含めて話さなければなりません。

カードを渡されてからこれから何を話すか考える時間が1分間与えられます。

最後の3番目のセクションでは、2番目のセクションの課題に
関連するディスカッションを試験官と行います。
試験官が課題に関連する質問をし、受験者がそれに答えるという感じになります。

またインタビューはすべて録音されます。

例えば、2番目のセクションで

Tell me about an important event in your life.
Do you prefer celebrating family occasions at home or in a cafe?
Why?

上記のような課題について話した場合、次のセクションで

Is it important to celebrate different events in our lives?

のような内容について話します。

IELTSスピーキングの模擬テスト動画

スピーキングスコア4.0〜5.0

自分の興味や関心がある話題であれば、短い文章を繋げながら 自分の意見などを話せるレベル

スピーキングスコア5.5〜6.5

少し複雑な内容の話の要点を把握できるなど、様々な話題で より自然に会話ができるレベル

スピーキングスコア7.0〜8.0

より難しい話の内容を理解して、自分の意見を正しい表現で 話すことができるレベル

どうでしょうか?
ieltsのスピーキングテストの流れがなんとなく分かってきたでしょうか?

ielts最短攻略法では、短期間でスコアアップを目指すのに必要な
スピーキングテスト対策やスコアを上げるコツを紹介しています。

スピーキングテストはielts独特の問題形式をしっかりと理解した上で
オンライン英会話などで練習するのがよいのですが、
短期間でスコアアップを目指すためには、もう一つ押さえるべきポイントがあります。

問題形式を理解することと同じ位重要なのが
ieltsスピーキングテストの採点基準を知ることです。

日本人が大人になってから英語を話す練習をする場合、
同じような言い方を繰り返ししてしまうなど、その人のクセがどうしても出てしまいます。

オンライン英会話で練習して、自分では英語が喋れるようになったと思ったのに
スピーキングテストで良いスコアがでないという方は、
特にieltsスピーキングの採点基準を満たしていない可能性が高いので
採点基準を理解した上で、スピーキングの練習するのがよいでしょう。

次のページでは、この採点基準について詳しくお話します!

→ ieltsスピーキングの採点基準とは?

ポイントを押さえた攻略法を実践するためのIELTS対策教材

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