3つの問題文で40の設問を解く

IELTSのリーディングテストは3つの問題文を読んで
60分間で40問の設問に答えなくてはなりません。

問題文は1から3へ行くに従ってだんだん難しくなります。
問題文はそれぞれ900語前後の文章で構成されています。

英文に慣れていないと900語の英文を読むのはなかなか大変です。
設問を解くのに設問のたびごとにいちいち問題文を最初から最後まで
読んでいてはいくら時間があっても足りませんね。

スキミングとスキャニング

そこで有効なのがスキミングとスキャニングという速読法です。
スキミングというのは要点をおさえて読む読み方です。
各段落の最初の文にその段落の要点が書かれている可能性が高いので
各段落の最初の文を読めばその段落に書かれていることがだいたいわかります。

スキャニングというのは必要な情報をすくい取って読む方法です。
質問されていることが書かれている部分を探しだし
その前後から答えを見つけていきます。

こうした速読法はテスト対策だけでなく実際に海外で生活し
大量の英文を読まなくてはいけない場合にも大いに役立つでしょう。

英語のリーディングが苦手

正確に英文を理解し正確な意味がつかめなければ
速読法をというクニックを使っても正確な意味をつかむことはできません。

英語の長文を読むのが苦手、英文を正確に理解するのが難しいという方は
スキミングやスキャニングといった速読法のトレーニングの前に
やらなければいけないことがあります。

まず、学校英語で英文解釈といっていた精読のトレーニングを重ねて
英語の底力をつけていく必要があるでしょう。

英文を読んで意味がよくわからないときには
日本語訳を見てわかった気になるのではなく、
わからない単語や文法を調べて文構造を正確に理解することです。

リーディング力がアップしてきたと思ったら
イギリスやアメリカの新聞に挑戦してみるとよいかもしれません。
精読のトレーニングをしてから英字新聞を読むと
かなり理解できるようになっていることを実感することができるはずです。

海外の新聞には日本のマスコミが報道しない情報も載っているので一石二鳥と言えますね。
海外の新聞記事はネット検索をすればいくらでも出てきます。

そこでほしい情報だけを集めるのに必要な速読法を試みてはいかがでしょう。

テスト対策は基本ができて初めて有効になります。
速読法を身につける前に基本に戻って精読トレーニングでリーディング力を
アップしてテスト対策につなげていきましょう。
テクニックだけでは遅かれ早かれ行き詰ってしまいます。

IELTSのスコアを必要としている方はいずれ海外で英語を使って
生活される方でしょう。テスト対策としてだけでなく
きちんと英語を読み取る力をつけておく必要がありますね。

リーディング問題の解き方は問題形式を理解することから

実際のテストでスキミングやスキャニングといった速読法を
有効活用するにはIELTSリーディングテスト独特の問題形式を
十分に理解していなければなりません。

リーディング問題の解き方で重要なポイントのひとつは
IELTSリーディングテストの独特の問題形式を理解することといえるでしょう

IELTSのリーディングテストの設問の答えは基本的には問題文の順番に出てきます。
ですから、問題文の順番に答えが出てくる設問の場合には設問ごとに
最初から読み直さずに答えが出てきたところから読み進めていけばいいのです。

問題文の順番に答えが出てくる設問

  1. ほとんどすべての穴埋め問題(文、概要、図など)
  2. True, false, not given 問題
  3. Yes, no, not given 問題
  4. 多肢選択問題
  5. 該当する続きの文を選ぶ問題
  6. 短い答えの問題

ただすべての設問の答えが順番に出てくるわけではありません。
問題文の順番に答えが出てこない設問もあるのでおさえておきましょう。

問題文の順番に答えが出てこない設問

  1. 段落の見出しを選ぶ問題
  2. どの段落に情報が含まれているかという問題
  3. 文に合う選択肢を選ぶ問題

段落の見出しを選ぶ問題には2つのタイプがあります。
すべての段落の見出しを選ぶ場合と指定されたいくつかの段落の
見出しを選ぶ場合です。

段落の数よりも選択肢のほうが多い場合もあります。
見出し問題をするときには次の4つのポイントを押さえるとよいでしょう。

  • 見出し問題は最初か最後にやる
  • 短い段落から始める
  • 似たような単語を探す
  • 時間をかかりすぎたら次に移る

見出し問題は最初か最後にやるといいでしょう。

最初にやるメリットは見出し問題を一番先にやることですべての段落に
目を通すことができるので、それから順番に答えが出てくる問題をやれば
内容がある程度わかっているので答えを見つけやすいことです。

また最後に見出し問題をやるメリットは設問順に答えが出てくる問題を先にやることで
見出し問題をやるまでにほとんどの段落に目を通していて段落の内容も
ある程度つかんでいるので見出しをみつけやすいことです。

見出し問題を最初にやるか最後にやるか、どちらが答えやすいかは
おそらく人によって異なります。練習問題をやるときに両方で
やってみて自分にとってはどちらが答えやすいか、
自分の答え方のスタイルを決めるといいでしょう。

60分間で3つの長文を読んで設問に答えていくIELTSリーディングテストで
重要なことは英語の長文をいかに正しく読み取れるかということはいうまでもありません。
テストで高スコアをとるにはそうした英語力だけでなく
IELTS独自の問題形式を十分に理解して取り組むことが重要なのです。

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