IELTSスピーキングのバンド6.0を目指している人は
そんなに複雑な英語を話す必要はありません。
また難しい内容を話す必要もありません。
簡単な英語を間違わないようにするのが一番です。
簡単な英語を間違わないようにする
スピーキングテストのときには新しい言葉を試さない方がいいのです。
例えば前日読んだ新聞でいいと思うフレーズを見つけたとしても、
意味もあやふやで使い方もよくわからなければ
IELTSのテストでは使わないことです。
テストが求めているのは、知識ではなく英語がどれだけ話せるか、
どれだけ英語でコミュニケーションがとれるかということなのです。
重要なのは話の内容ではなく英語力
例えばパート2で好きな映画についてスピーチを求められるとします。
お気に入りだけどうまく解説できない映画と
最近見てよく解説できる映画があった場合には後者を選んでください。
後者の映画がそれほど好きでなくても映画について解説できるのであれば
その映画が自分の好きな映画のひとつであるという物語を作ればいいのです。
試験官が興味あるのは話の内容や知識ではなく、あなたの英語力なのです。
あなたは何を、どのように言うか考えなくてはいけません。
解説できる映画であれば物語も作りやすいですね。
新しい言葉やフレーズはマスターしてから使う
もし新しい言葉やフレーズを使うのであれば、
完全にマスターするまで練習してから使いましょう。
間違えることは悪いことではありません。
試験官は間違いを数えているわけではないのです。
もし間違ったとしても、間違いを自分で訂正できることを示せば、
かえっていい印象を与えることになるでしょう。
試験官が次の質問に移るまで
あなたのできる最大限の英語であなたを表現することです。
スピーキングテストで6.0をとるのはそう難しくはないでしょう。
- 質問の範囲内で答える
- 何度も同じことを繰り返さない
- はっきりと発音する
- 黙ってしまわないでとにかく話す
以上のポイントをおさえることです。
知らないことや考えたこともないことを質問される場合もあります。
その時は黙ってしまわないですぐにそのことを試験官に伝えましょう。
例えば、Well, I don’t know much about this. と言えば
別の質問に変えてもらえるかもしれません。
もしあなたが何も言わないでよくわからないまま話し始めれば
話の内容がたどたどしいのは知識の問題としてではなく、
言葉に問題があるととらえられてしまいます。
つまりよくない評価を受けることになってしまうのです。
スピーキングテストで6.0をとるには
上記の4つのポイントをおさえるだけでなく、
ゆっくり、はっきりと話すことを心がけましょう。
テストとなるとあわてるのか、早口になってしまう人が多いようですが、
多少たどたどしくてもよいのではっきりゆっくり話しましょう。
また、同じことを繰り返さないだけでなく
パラフレーズを使うこと、
つまり言い換えることも重要です。
これまでスピーキングテストに出てきた課題や質問をおさえて
自分なりに解答を考えて答える練習を繰り返しましょう。
高スコアのサンプルアンサーがあれば参考にするといいですね。