ジェネラル?アカデミック?どっちのモジュールを受ければいいの?

IELTSにはアカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールという
2種類のテストがあります。

IELTSを受ける目的によって、必要とされるテストが違うので
受験の申し込みをする前にどちらのモジュールを受ける必要があるかを
事前に確認してから申し込むようにしましょう。

ジェネラルトレーニングモジュールは英語圏の国で学業以外の企業などによる研修や
トレーニングを受けるとき、また永住権を申請するときに必要となります。

いずれの場合も、必要とされる基準のスコアがあるので事前に確認しておきましょう。

永住権申請の場合には国によってはジェネラルトレーニングモジュールでも
アカデミックモジュールでもよい場合もあるので確認したほうがいいですね。

同じ正解数でもスコアが異なることも?

テスト内容としてはジェネラルトレーニングモジュールの方が難易度は低いのですが、
各スコアが必要とする正解数がジェネラルトレーニングモジュールの方が
アカデミックモジュールより多い部門もあります。

同じスコアでもジェネラルトレーニングモジュールの方が
より多く正解していなければそのスコアをもらうことができないということです。

出願先によってモジュールを選ぶことができる場合にはそういった点も考慮して
受験するモジュールを選択するとよいかもしれません。

アカデミックモジュール、ジェネラルトレーニングモジュール共に
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのパートで
テストが行われますが、2つのモジュールではリーディングとライティングで
テスト内容が異なっています。

ジェネラルトレーニングモジュールのリーディングもアカデミック同様
3つのセクションに分かれていますが、アカデミックとは問題文の設定が異なり
いずれも日常生活で身近な一般的な話題が取り上げられています。

セクションが進むにつれ文章が長くなりより複雑にはなるものの、
ジェネラルトレーニングモジュールの内容は
誰にでも親しみやすい場合が多くなっていて、
より生活に密着した内容で、新聞、広告、雑誌、パンフレット、
マニュアル、説明書などから出題されます。

ジェネラルトレーニングモジュールのライティングの1つ目は
アカデミックとは大きく異なり、問題が提示されて
それに関する手紙を書くようになります。

手紙の内容、書く相手は問題によってさまざまです。
英語での手紙の書き方に熟知していることが必要になりますね。

2つ目の課題はアカデミック同様テーマが与えられてそれに対して
自分の意見をまとめ論証していくエッセイタイプになりますが、
与えられるテーマはアカデミックに比べより日常的な内容になります。

どっちのモジュールの方が高スコを取りやすい?

リーデイング、ライティングのテスト内容としては
アカデミックモジュールよりもジェネラルトレーニングモジュールの方が
難易度は低くなっています。

そのため、どちらのモジュールを受けてもよい場合は、
ジェネラルトレーニングモジュールを受けた方がより高いスコアを出しやすい傾向があるでしょう。

しかし、だからと言ってあまり準備をせずに受けても
目標スコアをクリア出来ずに再受験となるので、高い受験料を何度も払わないでよいように
効果的な勉強法でしっかりとIELTS対策を行った上で受験しましょう。

短期間でも効果のあるIELTSの勉強法はこちらで詳しく説明しているので
参考にしてみて下さい。

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